60代でピアスを開ける!後悔しないための全知識
「もうこの歳だから…」なんて、お洒落を諦めていませんか?
60代でピアスを開けるなんて素敵じゃないですか。
鏡を見るたびに心が華やぐような、新しい自分に出会うための小さな一歩です。
ただ、いざ挑戦しようと思うと、
ピアスの穴あけは年齢制限あるのか、
自分はピアスを開けない方がいい人ではないか、
といった不安がよぎるものですよね。
この記事では、普段使いしやすいピアスの選び方から、60代に人気のピアス、おすすめのピアスブランド、そして自分に似合う60代のピアスの位置まで、気になる情報を網羅しました。
また60代メンズでもピアス楽しむ方法にも触れています。
さあ、一緒に新しいお洒落の扉を開けてみましょう。
- 60代でピアスを開ける際の年齢や健康面の注意点
 - 自分に似合うピアスの位置やデザインの選び方
 - 普段使いにおすすめの人気ピアスブランド
 - ピアスを開けないイヤーカフという新たな選択肢
 
60代でピアスを開ける前に知っておくべきこと
- 穴あけは年齢制限あるのか?
 - 開けない方がいい人の特徴
 - 60代におすすめの位置
 - メンズピアスは60代でも楽しめる
 - しないほうがいい人はいる?
 - 病院とピアッサーどっちで開けるべき?
 - 穴を開けないイヤーカフという選択肢
 
穴あけは年齢制限あるのか?
結論から申し上げますと、ピアスの穴あけに医学的な年齢の上限はありません。
「もう60代だから」とためらう必要は全くないのです。
その理由は、ピアスを開ける上で最も重要なのが年齢ではなく、耳たぶの健康状態だからです。
皮膚が健康で、後述するような特定の疾患や体質でなければ、70代や80代の方でも問題なくピアスホールを開けられます。
実際に、最近では人生100年時代を見据え、セカンドライフの楽しみとしてピアスデビューをされるシニア世代の方が増えています。
おしゃれを楽しむ気持ちに、年齢は関係ありません。
むしろ、経験を重ねた私たち世代だからこそ、上質なピアスを品良く着けこなせるのではないでしょうか。
大切なのは医師への相談
ただし、年齢を重ねると肌がデリケートになったり、持病をお持ちだったりすることもあります。
安全に楽しむためにも、まずは皮膚科などの医療機関で専門の医師に相談し、ご自身の健康状態をチェックしてもらうことが何よりも大切です。
開けない方がいい人の特徴
ピアスは誰でも楽しめるお洒落ですが、残念ながら体質や健康状態によっては、穴あけを慎重に検討した方が良い、あるいは避けるべき方がいらっしゃいます。
トラブルを未然に防ぐためにも、ご自身が当てはまらないか確認しておきましょう。
主に、以下のような特徴を持つ方は注意が必要です。
ピアスを開ける際に注意が必要な方
- ケロイド体質の方
傷跡が赤く盛り上がって残りやすい体質の方は、ピアスホールがケロイドになる可能性があります。 - 重度の金属アレルギーがある方
特定の金属に触れると皮膚がかぶれたり、炎症を起こしたりする方は、素材選びが非常に重要になります。事前にアレルギー検査を受けることをおすすめします。 - 血液をサラサラにする薬を服用している方
ワーファリンなどを服用中の方は、出血が止まりにくくなる可能性があるため、必ず事前にかかりつけ医に相談してください。 - 免疫力が低下する疾患をお持ちの方:
糖尿病などの疾患がある場合、傷の治りが遅くなったり、感染症のリスクが高まったりすることがあります。 
「自分は大丈夫かしら?」と少しでも不安に感じたら、自己判断は禁物です。
必ず、皮膚科の専門医に相談して、プロの視点からアドバイスをもらうようにしてくださいね。
ピアスの注意点に関しては、「日本皮膚科学会」のQ&A のページも参考になると思います。
安全第一でお洒落を楽しみましょう。
60代におすすめの位置
ピアスを開ける位置は、顔の印象を左右する大切なポイントです。
特に私たち60代が意識したいのは、上品さとバランス。
顔周りをぱっと明るく見せつつ、やりすぎ感のない、洗練された位置を見つけるのがコツになります。
定番は「イヤーロブ(耳たぶ)」の中心よりやや下
最もスタンダードで、どんなデザインのピアスも美しく見えるのが、耳たぶ(イヤーロブ)の中央、あるいは少しだけ下の位置です。
この位置は、顔全体のバランスが取りやすく、品の良い印象を与えます。
ポイントは、耳たぶの縁から5mm〜8mm程度は離すこと。
あまり縁に近すぎると、ピアスの重みでホールが裂けてしまう「ピアス裂傷」のリスクがあります。
大ぶりのピアスを楽しみたい方は、特に余裕を持った位置に開けるのがおすすめです。
複数のホールを開ける楽しみ方
もし、すでにお持ちのホールに加えて新しいホールを開けたい場合は、既存のホールとのバランスを考慮しましょう。
2つ目のホールを少し上に開けると、小ぶりなスタッドピアスなどを重ね付けでき、お洒落の幅が広がります。
複数開ける場合でも、あくまで上品に見える配置を意識することが、大人のピアススタイルの鍵です。
軟骨ピアス(ヘリックスなど)もお洒落ですが、耳たぶに比べて痛みが強く、ホールの完成にも時間がかかる傾向があります。
初めてピアスを開ける場合は、まずは負担の少ない耳たぶから挑戦するのが安心でしょう。
ピアスは60代のメンズでも楽しめる
ピアスは、もはや女性だけのものではありません。
最近では、お洒落な60代の男性が、ファッションのアクセントとしてピアスを取り入れる姿も珍しくなくなりました。
結論として、メンズピアスは60代でも大いに楽しめます。
若い頃のファッションとは一線を画し、私たち世代の男性がピアスを着ける際は、「さりげなさ」と「上質感」がキーワード。
ギラギラとした大きなものではなく、小ぶりで質の良いものを選ぶことで、大人の余裕と遊び心を演出できます。
例えば、以下のようなピアスは60代の男性におすすめです。
- プラチナや18金の小さなスタッドピアス
 - ブラックダイヤモンドやオニキスなど、シックな輝きのカラーストーン
 - 細身でシンプルなフープピアス
 
ジャケットスタイルなどのきれいめな服装に合わせると、堅い印象が和らぎ、ぐっとこなれた雰囲気になります。
ご自身で楽しむのはもちろん、奥様から旦那様へのプレゼントとして選んでみるのも素敵ではないでしょうか。
しないほうがいい人はいる?
前述の通り、ケロイド体質や金属アレルギーなど、医学的な理由でピアスを開けない方がいい人はいらっしゃいます。
それに加えて、ここではライフスタイルの観点から「ピアスをしないほうがいい、あるいは注意が必要な人」について考えてみましょう。
これは絶対的なルールではありませんが、ご自身の生活を振り返ってみて、当てはまる点がないか確認するのも大切です。
ライフスタイルで注意が必要なケース
頻繁にサウナや温泉を利用する方
ピアスホールが完成するまでの約半年〜1年間は、感染症予防のため、ピアスを外して不特定多数の人が利用する施設に入ることは推奨されません。
また、金属製のピアスは高温になるため、火傷のリスクもあります。
激しいスポーツを習慣にしている方
人と接触する可能性があるスポーツや、ヘルメットを着用するスポーツなどでは、ピアスが引っかかったり、怪我の原因になったりする可能性があります。
練習中は外すなどの配慮が必要です。
衛生管理が重要な職業に就いている方
医療関係や飲食関係など、厳しい衛生基準が求められる職場では、アクセサリーの着用自体が禁止されている場合があります。
職場のルールを事前に確認しておきましょう。
これらのケースに当てはまるからといって、絶対にピアスができないわけではありません。
しかし、TPOに合わせて外したり、ホールが完成するまでは特定の活動を控えたりといった工夫が必要になることは、心に留めておくと良いでしょう。
病院とピアッサーどっちで開けるべき?
ピアスホールを開ける方法には、主に「医療機関(病院)」で開ける方法と、市販の「ピアッサー」を使って自分で開ける(または友人に開けてもらう)方法の2つがあります。
私たち60代がこれからピアスを開けるなら、断然、医療機関で開けることを強くおすすめします。
その理由は、安全性とトラブル発生時の対応力に大きな差があるからです。
それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
| 医療機関(病院) | 市販のピアッサー | |
|---|---|---|
| メリット | ・医師による施術で衛生的かつ安全 ・正確な位置に開けてもらえる ・化膿などのトラブル時にすぐ診察・治療を受けられる ・金属アレルギーの相談や検査も可能  | 
・費用が安い ・好きな時に手軽に開けられる  | 
| デメリット | ・ピアッサーに比べて費用が高い ・予約が必要な場合がある  | 
・衛生管理が不十分だと感染症のリスクが高い ・開ける位置がずれたり、斜めになったりする失敗がある ・トラブルが起きても自己責任で、結局病院に行く必要がある  | 
若い頃ならいざ知らず、私たち世代は「安心」をお金で買うという考え方も大切です。
一時の費用を惜しんで後々トラブルに見舞われるよりも、最初から専門家である医師にお任せするのが、賢明な大人の選択と言えるのではないでしょうか。
穴を開けないイヤーカフという選択肢
「ピアスには憧れるけれど、やっぱり体に穴を開けるのは少し怖い…」そうお考えの方も少なくないはずです。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、ピアスホールがなくても楽しめる「イヤーカフ」という選択肢です。
イヤーカフは、耳の軟骨部分などに引っ掛けたり、挟んだりして装着するアクセサリー。
ピアスのように見えるデザインも豊富で、気軽に耳元のお洒落を楽しむことができます。
イヤーカフの魅力
- 手軽さ
痛みやアフターケアの心配なく、買ったその日からすぐに使えます。 - 自由度の高さ:
付ける位置を気分で変えたり、ピアスと重ね付けしたりと、アレンジの幅が広いです。 - トレンド感
最近のお洒落なアクセサリーとして人気が高く、デザインも豊富に揃っています。 
特に、耳の上部や中ほどに着けることで、視線が上がり、顔全体をリフトアップして見せる効果も期待できるのは、私たち世代にとって嬉しいポイントですね。
まずはイヤーカフで耳元のお洒落に慣れてから、ピアスの穴あけを検討してみる、というのも一つの賢い方法です。
60代がピアスを開ける際の選び方と人気ブランド
- 60代に人気のピアスの傾向とは
 - 後悔しない選び方のコツ
 - 普段使いしやすいピアスのポイント
 - 覚えておきたい人気のブランド
 
60代に人気のピアスの傾向とは
私たち60代がピアスを選ぶとき、若い頃とはまた違った基準で、自分をより魅力的に見せてくれるものを選びたいですよね。
最近の60代の方々に人気のピアスには、いくつかの共通した傾向が見られます。
それは「上質な素材」「品の良い輝き」「顔周りを明るく見せるデザイン」の3つです。
具体的には、以下のようなものが人気を集めています。
60代に支持されるピアスの具体例
本物の素材
プラチナや18金(K18)といった、変色しにくくアレルギーも出にくい、上質な貴金属が主流です。
本物の輝きは、肌のくすみを払い、顔色を明るく見せてくれます。
一粒デザインの宝石
定番の一粒ダイヤモンドや、柔らかな光沢が魅力のパール(真珠)は、どんな装いにも合わせやすく、一つ持っていると非常に重宝します。
特にパールは、冠婚葬祭にも使えるため、普段使いからフォーマルまで活躍の場が広いです。
揺れるタイプのデザイン
長めのチェーンやフックタイプのピアスは、顔の動きに合わせて揺れることで視線を集め、エレガントな印象を与えます。
縦のラインを強調するため、フェイスラインをすっきりと見せる効果も期待できます。
派手さで飾るのではなく、素材の良さと洗練されたデザインで、内側からにじみ出る美しさを引き立てる。それが、私たち世代のピアスの楽しみ方と言えるでしょう。
後悔しない選び方のコツ
せっかく開けたピアスホール、最大限に楽しむためには、自分に本当に似合うピアスを選ぶことが大切です。
後悔しないための選び方のコツとして、ここでは「骨格タイプ」と「顔の形」という2つの視点から考えてみましょう。
骨格タイプで選ぶ
近年ファッションの世界で注目されている「骨格診断」。
実はアクセサリー選びにも応用できます。
ご自身の骨格タイプに合わせることで、よりスタイルが良く見える効果が期待できます。
- ストレートタイプの方
シンプルで正統派のデザインが得意。
一粒パールやダイヤなど、耳元にフィットするスタッドタイプがおすすめです。 - ウェーブタイプの方
華奢で揺れるデザインが似合います。
チェーンピアスやドロップタイプなど、繊細なものが魅力を引き立てます。 - ナチュラルタイプの方
大ぶりで存在感のあるデザインや、天然素材(ウッドや石など)を使った個性的なものがしっくりきます。 
顔の形で選ぶ
顔の形と逆のシルエットのピアスを選ぶと、全体のバランスが整いやすいと言われています。
- 丸顔の方
縦のラインを強調する、長めのドロップタイプやチェーンタイプがおすすめです。 - 面長の方
横にボリュームが出る、大ぶりのスタッドタイプや幅のあるフープピアスが似合います。 
もちろん、一番大切なのは「自分が心から好き」と思えること。
こうした知識はあくまでヒントとして、最後はご自身の直感を信じて選ぶのが、一番の後悔しないコツかもしれませんね。
普段使いしやすいピアスのポイント
特別な日だけでなく、毎日の生活の中で気軽にお洒落を楽しみたい。
そう考えると、「普段使いのしやすさ」はピアス選びの非常に重要なポイントになります。
気負わず、ストレスなく身に着けられるピアスには、いくつかの共通点があります。
普段使いのピアス選び 3つのポイント
1. 軽さ
年齢を重ねると、重いアクセサリーは肩こりの原因になることも。
特に大ぶりのデザインを選ぶ際は、見た目よりも軽い素材(バッファローホーンやチタンなど)や、中が空洞になっているタイプを選ぶと快適です。
2. 引っかかりにくいデザイン
普段使いでは、電話をしたり、ストールを巻いたり、着替えをしたりと、ピアスが何かに引っかかる場面が意外と多いものです。
先端が尖っていたり、複雑な装飾があったりするものよりは、表面が滑らかなスタッドタイプや、小さなフープピアスなどが安心です。
3. 服装を選ばないシンプルさ
どんな色の洋服にも、どんな場面にも馴染むシンプルなデザインは、やはり一番の味方です。
小さな一粒ダイヤや、直径1.5cm程度の地金のみのフープピアスなどは、カジュアルな普段着から少し改まったお出かけまで、幅広く対応してくれます。
お気に入りを一つ見つけたら、まずはそれを「毎日のお守り」のように身に着けてみる。
そんな風にピアスと付き合っていくのも、素敵な楽しみ方ではないでしょうか。
覚えておきたい人気のブランド
60代が身に着けるピアスは、品質とデザインにこだわりたいもの。
ここでは、私たち世代にふさわしい品格と、現代的なセンスを兼ね備えた、覚えておきたい人気のブランドをいくつかご紹介します。
| ブランド名 | 特徴 | 価格帯の目安 | 
|---|---|---|
| ティファニー (Tiffany & Co.) | 時代を超えて愛される普遍的なデザインが魅力。特に「バイザヤード」などの一粒ダイヤは永遠の定番です。 | 高価格帯 | 
| ヴァンクリーフ&アーペル (Van Cleef & Arpels) | 幸運のシンボル「アルハンブラ」が有名。フェミニンで上品なデザインは、多くの女性の憧れです。 | 高価格帯 | 
| 4℃ (ヨンドシー) | 日本のブランドならではの、繊細で上品なデザインが豊富。比較的手に取りやすい価格帯も魅力です。 | 中価格帯 | 
| ヴァンドーム青山 (Vendome Aoyama) | 知的でベーシックなデザインが多く、日常使いからオフィスまで幅広く対応。品質の高さに定評があります。 | 中価格帯 | 
| クリームドット (Cream dot.) | トレンド感のあるデザインが、非常に手頃な価格で手に入ります。色々試してみたい方におすすめです。 | 低価格帯 | 
高価なハイブランドだけでなく、品質の良い日本のジュエリーブランドや、気軽に楽しめるアクセサリーブランドも視野に入れると、お洒落の選択肢はぐっと広がります。
まずはご自身の予算や好みに合わせて、色々なブランドを覗いてみてはいかがでしょうか。
最高の60代のピアスを開けるために
この記事では、60代からピアスを始める際の様々な情報をお伝えしてきました。
最後に、最高のピアスデビューを飾るための大切なポイントをまとめます。
- ピアスを開けるのに年齢制限はない
 - 大切なのは年齢よりも健康な耳の状態
 - ケロイド体質や金属アレルギーの方は医師に相談を
 - 穴あけは安全な医療機関で行うのが最善の選択
 - 市販のピアッサーによる自己判断はリスクが伴う
 - 開ける位置は耳たぶの中央やや下が上品でおすすめ
 - 男性も上質で小ぶりなピアスならお洒落に決まる
 - 穴を開けるのが怖い方にはイヤーカフという選択肢もある
 - 60代にはプラチナや18金、パールなどの上質な素材が人気
 - 骨格や顔の形を意識すると本当に似合うものが見つかる
 - 普段使いには軽くて引っかかりにくいシンプルなデザインが重宝する
 - ハイブランドから手頃なブランドまで視野を広げて選ぶのが楽しい
 - 最も大切なのはお洒落を楽しみたいという前向きな気持ち
 - 不安な点は必ず専門医に相談して解消しておくこと
 - 自分らしいピアスを見つけて毎日をより輝かせましょう
 
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