60代ブランドバッグで後悔しない選び方を解説!軽量・日本製・ハイブランドごとのオススメ品も紹介
SACHIこんにちは。
60歳からの素敵ライフ、管理人の「SACHI」です。
最近、クローゼットにあるお気に入りの革バッグを持って出かけたときに「あれ、こんなに重かったかしら?」と感じることはありませんか。
以前はデザイン重視で選んでいたハイブランドのバッグも、60代になると重さや機能性が気になり始めるものです。
自分へのご褒美や、母の日のプレゼントとして人気ランキング上位のアイテムを探している方も多いのではないでしょうか。
普段使いできる軽量で斜めがけができるものや、ここぞという時のために持っておきたい日本製の一生もの、そして憧れの海外ブランドまで。
今の私たち世代に本当に必要なバッグとはどんなものなのか、私自身の経験も交えながらお話ししていきたいと思います。
- 重さは500g以下が目安!ストレスフリーな軽量バッグの選び方
- 普段使いから旅行まで活躍する斜めがけやリュックの利便性
- 皇室御用達の濱野やロエベなど60代にふさわしいブランド名品
- 母へのプレゼントや還暦祝いで絶対に失敗しないためのポイント
60代女60代女性に合うブランドバッグの選び方
私たちの世代がバッグを選ぶ際、若い頃とは少し違った視点が必要になってきます。
20代や30代の頃は
「重くてもお洒落なら我慢できる」
「ブランドロゴが目立つものが欲しい」という気持ちが強かったかもしれません。
しかし、60代を迎えた今、これからの人生をアクティブに、そして優雅に楽しむためには、デザインの素敵さはもちろんのこと、身体への負担が少ない「機能性」や、大人の女性としての「品格」が何よりも大切です。
ここでは、私が長年のバッグ好きとしての経験と、実際に多くの同世代の方々から伺った声を元にたどり着いた、60代からの失敗しないバッグ選びの基準を詳しくご紹介します。
500g以下の軽いバッグが人気の理由


60代からのバッグ選びにおいて、私が最も重要であり、妥協してはいけないと感じているのが「重さ」です。
どんなにデザインが素敵で、高価なハイブランドのバッグであっても、ずっしりと重たいバッグは次第に手に取る回数が減り、結局はクローゼットの奥で眠ることになってしまいます。
「お洒落のために我慢」という考え方は、もう私たちの世代には通用しません。
健康と快適さこそが、本当のお洒落を支える土台だからです。
具体的にどのくらいの重さが基準になるかというと、「500g」というのが一つの大きな壁(ボーダーライン)になります。
500gというと、ちょうど500mlのペットボトル1本分の重さですね。
スーパーでペットボトルを1本持った時、「これくらいなら軽い」と感じるか、「これを一日中肩にかけて歩くのは辛い」と感じるか。
バッグ本体だけで500gを超えると、そこにお財布、スマートフォン、眼鏡ケース、化粧ポーチ、折り畳み傘、そして水分補給用の飲み物などを入れた際、総重量は簡単に1kg~1.5kgに達してしまいます。
医学的にも、加齢に伴い筋肉量が減少する現象(サルコペニア)は誰にでも起こりうることであり、特に女性は握力や肩周りの筋力が低下しやすい傾向にあります。
重いバッグを長時間持ち続けることは、慢性的な肩こりや腰痛の原因になるだけでなく、身体のバランスを崩して転倒のリスクを高めることにもつながりかねません。
「最近、出かけるのが億劫だな」と感じたら、それは体力の低下ではなく、バッグの重さが原因かもしれないのです。
| 重量レンジ | 感覚の目安 | 該当する主な素材・仕様 |
|---|---|---|
| ~300g | 空気のように軽い | ナイロン単体、ポリエステル、極薄のラムレザー(裏地なし) |
| 300g~500g | 非常に快適・ストレスフリー | ナッパレザー、ジャガード織りナイロン、キャンバス(小) |
| 500g~700g | 普通・許容範囲 | 一般的な牛革ハンドバッグ、金具の少ないショルダー |
| 700g~900g | 少し重い・短時間ならOK | 厚手のシュリンクレザー、チェーン付きバッグ、仕切りが多いもの |
| 1.0kg以上 | 重労働・日常使いは困難 | オイルレザー、大型トート、装飾金具の多いブランドバッグ |
最近は皮革加工技術の進歩で、「ナッパレザー」のような驚くほど薄く、柔らかく、軽い革素材が登場しています。
また、ナイロン素材であっても、安っぽいプリントではなく、糸を織り込んで柄を表現する「ジャガード織り」などは、深みのある光沢感があり、高級ホテルでの食事会にも持って行ける品格を備えています。
「軽いバッグ=安っぽい・カジュアルすぎる」という時代は完全に終わりました。
まずは、今お手持ちのバッグの中で「一番使いやすい」と感じているものの重さをキッチンスケールなどで一度測ってみてください。
それが、あなたにとっての「快適ライン」を知る第一歩になります。
私は以前、素敵なデザインに一目惚れして1kg近いブランドバッグを買いましたが、結局その重さが辛くて、娘にあげてしまいました。



今は購入前に必ずスペック表で「重量(Weight)」をチェックするようにしています!
普段使いに便利な斜めがけの魅力


街を歩く60代の方々を観察していると、ハンドバッグではなく斜めがけ(クロスボディバッグ)を愛用されている方が本当に多いことに気づきます。
これは単なる流行ではなく、私たちの年代にとって非常に理にかなった選択だからです。
一番のメリットは、何と言っても「両手が完全に空くこと」です。
日常生活において、スーパーで食材を買って荷物が増えた時、雨の日に傘を差す時、バスや電車で手すりや吊革につかまる時などなど。
両手が自由に使えるという「安心感」は代えがたいものがあります。
特に、ちょっとした段差でのつまずきや転倒が大きな怪我につながりやすい世代ですので、いざという時に両手が使える状態にしておくことは、安全対策としても非常に有効です。
また、防犯の面でもメリットがあります。
海外旅行はもちろん、国内の人混みにおいても、バッグを身体の前に持ってこられる斜めがけスタイルは、ひったくりやスリの被害に遭うリスクを低減させます。
警察庁なども、ひったくり防止のためにバッグを建物側に持ったり、たすき掛け(斜めがけ)にすることを推奨しています(出典:警視庁『ひったくり被害にあわないために』)。
視界の中に常にバッグがあるという安心感は、外出時のストレスを大きく減らしてくれるでしょう。
ただし、斜めがけバッグを選ぶ際にはいくつかの重要なポイントがあります。
特に注意したいのが「ストラップ(ベルト)の太さと素材」です。
- ストラップの幅
細すぎる紐やチェーンタイプは、見た目はエレガントですが、長時間かけていると肩に食い込んで痛みを感じたり、血流が悪くなって肩こりを引き起こしたりします。
日常使いなら、少なくとも2cm~3cm程度の幅があるもの、あるいは肩に当たる部分にパッドが入っているものが推奨されます。 - 素材の柔らかさ
硬い革のストラップは首筋や鎖骨に当たって痛くなることがあります。
柔らかいコットン素材のテープや、ソフトレザーを使用したものが快適です。 - 長さ調整機能
これが意外と盲点です。
夏場の薄着の時にはちょうど良くても、冬場に厚手のコートやダウンジャケットを着ると、ストラップが短すぎて窮屈になり、斜めがけができなくなることがあります。
季節や服装に合わせて長さを柔軟に変えられるアジャスター付きのものを選びましょう。
最近では、ハンドバッグとしても使える短い持ち手と、取り外し可能なショルダーストラップがセットになった「2WAYタイプ」が主流です。
これなら、改まった席ではハンドバッグとして、移動中や買い物時は斜めがけとして、TPOに合わせて使い分けることができ、非常に便利です。



斜めがけをする時は、バッグ本体の位置が「腰骨のあたり」に来るように調整しましょう!
スタイル良く見えますし、歩く時にバッグが弾んで邪魔になることも防げますよ。
信頼できる日本製の品質と職人技
若い頃は、フランスやイタリアの海外ハイブランドのロゴが入ったバッグを持つことがステータスだと感じていた方も多いでしょう。
しかし、様々な経験を重ね、物の本質を見る目が養われた60代が、一周回って戻ってくるのが「日本製(Made in Japan)」のバッグです。
これには、単なる愛国心以上の明確な理由があります。


日本の職人さんが作るバッグは、「日本人の体型」「日本の気候」「日本の生活習慣」を熟知して作られています。
例えば、欧米ブランドのバッグは、大柄な欧米人の体格に合わせて設計されているため、小柄な日本人女性が持つと「バッグに着られている」ようなバランスの悪さを感じることがあります。
一方、国内ブランドは、私たちが持った時に最も美しく見えるサイズ感やハンドルの長さを計算し尽くしています。
日本製バッグが60代に愛される3つの理由
- 湿気に強い素材選びと加工
日本特有の高温多湿な気候を考慮し、革のなめし段階からカビが生えにくい処理を施したり、内装に湿気に強い生地を使用したりといった、見えない工夫が凝らされています。
欧米のバッグは乾燥した気候を前提に作られていることが多く、日本の梅雨時期に内側がベタつくトラブル(加水分解など)が起きやすいのです。 - 緻密で丁寧な縫製技
「コバ塗り(革の断面の処理)」や「ステッチ(縫い目)」の美しさは、世界でもトップクラスです。
ほつれにくく、ファスナーの滑りも滑らか。
毎日使う上での些細なストレスを徹底的に排除しようとする「おもてなしの心」が製品に宿っています。 - 迅速で安心な修理体制
これが最大のメリットかもしれません。
海外ブランドの場合、修理に数ヶ月かかったり、本国送りで高額な費用が発生したりすることがあります。
国内ブランドなら、工房に直接相談でき、スピーディーかつ適正価格で修理してもらえることが多く、長く付き合っていく上で非常に心強い存在です。
「Kitamura(キタムラ)」や「濱野皮革工藝(HAMANO)」、「土屋鞄製造所」などは、派手な広告を打たなくても、その品質の高さで長年愛され続けています。
一見シンプルに見えるデザインの中に、使い手のことを考え抜いた機能美が隠されている。
そんな「奥ゆかしさ」こそが、今の私たちにふさわしい贅沢なのかもしれません。
日本製のフォーマルバッグには「底鋲(そこびょう)」がついているものが多いですよね。
これは、畳や床に置いた時にバッグの底が汚れないようにという配慮。



靴を脱ぐ文化のある日本ならではの優しさです。
失敗しない一生ものバッグの見極め方
60代になると、断捨離を進める一方で、「本当に良いものを、少しだけ持ちたい」というミニマリズムに近い価値観が芽生えてきます。
「安物買いの銭失い」はもう卒業し、これからの人生を共に歩むパートナーとしての「一生もの」を選びたい。
そう考える際のポイントは、流行に左右されない「普遍性」と、経年変化を楽しめる「素材」にあります。
まずデザインについてですが、その年のトレンドを反映した奇抜な形や色、あるいはブランドロゴが大きく主張するデザインは避けた方が無難です。
数年経つと「あの時流行ったバッグね」と見られてしまい、恥ずかしくて持てなくなってしまう可能性があります。
逆に、正方形や長方形、台形といったベーシックなフォルムで、ブラック、ネイビー、トープ(グレージュ)、キャメルといった落ち着いた色のものは、10年後、20年後も古臭さを感じさせません。
次に素材です。
「一生もの」として育てるなら、やはり本革が良いでしょう。
ただし、革の種類によって付き合い方が異なります。
- ヌメ革・オイルレザー
使い込むほどに色が濃くなり、艶が出る「エイジング」を楽しめます。
傷もつきやすいですが、それも味として愛せる方向けです。 - シュリンクレザー・型押しレザー
表面に凹凸加工が施されており、傷や汚れが目立ちにくいのが特徴です。
常に綺麗な状態を保ちたい方、気兼ねなく日常使いしたい方におすすめです。
そして何より大切なのが、「アフターケア(修理)が可能かどうか」です。
どんなに高価なバッグでも、長く使えば角が擦れたり、内装が傷んだり、持ち手のコバが割れたりします。
購入時に「このバッグは修理できますか?」「持ち手の交換は可能ですか?」と店員さんに確認してみてください。
自信を持って「はい、私どもの工房でお直しできます」と答えてくれるブランドであれば、安心して購入できます。
そうして手入れをしながら使ったバッグは、やがて娘や孫へと受け継がれ、家族の歴史を刻むヴィンテージアイテムへと育っていくのです。
私の母から譲り受けた40年前の革バッグは、何度か持ち手を修理していますが、今でも現役です。



傷の一つ一つに思い出が詰まっているようで、新しいバッグにはない愛着を感じます。
予算内で探すお手頃で上品なバッグ
「良いものは欲しいけれど、年金生活を見据えて無駄な出費は抑えたい」
「日常の買い物や通院で、汚れを気にせずガシガシ使えるバッグが欲しい」というのも、私たち世代の切実な本音です。
予算を抑えつつ、決して安っぽく見えない「高見えバッグ」を探すには、素材の組み合わせに注目するのがコツです。
予算1万円~3万円台でおすすめなのが、「ナイロン×レザー」のコンビネーション素材です。
全体が合皮(PUレザー)のバッグは、安価ですが数年で表面がボロボロと剥がれる「加水分解」という劣化現象を避けることができません。
一方、ボディに高密度ナイロンを使用し、持ち手やファスナーの引手、ロゴプレートなどの「目立つ部分・触れる部分」に本革を使用しているバッグは、軽さと耐久性、そして高級感を絶妙なバランスで両立しています。
代表的なブランドとしては、横浜・元町の「Kitamura(キタムラ)」や、モノグラム柄が人気の「Russet(ラシット)」が挙げられます。
これらは縫製もしっかりしており、撥水加工されているものも多いため、急な雨や、スーパーでの買い物で汚れがついてもサッと拭き取ることができます。
日常使いの実用品として、これほど優秀なものはありません。
また、予算3万円~5万円台出せるのであれば、「Dakota(ダコタ)」や、アウトレットモールの「COACH(コーチ)」も狙い目です。
コーチはアウトレット専用の商品ラインを展開しており、正規品に比べて手頃な価格で本革バッグを手に入れることができます。
コーチのレザーは非常に丈夫で、傷や汚れに強い加工が施されているため、毎日の相棒として気兼ねなく使えるのが魅力です。
大人の女性が持つバッグとしては、やはり最低でも1万円以上のラインから選ぶのが、結果として長く使えて経済的です。
近所のスーパーやウォーキングなら、汚れても自宅で洗えるポリエステル素材のバッグも衛生的で便利です。
TPOに合わせて使い分けるのが賢い主婦の知恵ですね。
旅を快適にするリュックとショルダー
定年退職後の最大の楽しみといえば、「旅行」を挙げる方が多いのではないでしょうか。
温泉旅行、バスツアー、あるいは久しぶりの海外旅行。
そんな旅の相棒となるバッグ選びで重視すべきは、「防犯性(セキュリティ)」と「写真映え」、そして長時間歩いても疲れない「機動力」です。


旅慣れた60代女性の間で、もはや「伝説」とも言える人気を誇るのが、TBS『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターでお馴染み、竹内海南江さんがプロデュースした「Kanana Project(カナナプロジェクト)」のリュックです。
「旅の達人」の知恵がこれでもかと詰め込まれており、例えば背負った時に自分の背中側に密着する「セーフティポケット」は、パスポートや貴重品を入れるのに最適です。
人混みで背後から開けられる心配がありません。また、メインファスナーに簡易ロック機能がついていたりと、スリ対策も万全です。
「リュックは若作りしているようで抵抗がある」という方でも、カナナのリュックは上品なデザインと光沢感のある素材で、大人の女性の背中にしっくり馴染みます。
そして、旅行スタイルとしておすすめなのが、大きな荷物(着替えやお土産)はリュックやキャリーケースに任せ、手元にはスマートフォン、チケット、ハンカチ、小銭入れだけを入れた「小さなショルダーバッグ(サコッシュやポシェット)」を持つ「2個持ちスタイル」です。
これなら、観光地で写真を撮りたい時や、改札を通る時にもサッと必要なものを取り出せます。
ロッカーに大きな荷物を預けて、貴重品入りの小さなショルダーだけで身軽に散策を楽しむ…
これこそが、大人の余裕ある旅のスタイルと言えるでしょう。
リュックを選ぶ時は、肩紐のクッション性もチェックしてください。



カナナやロンシャンのリュックは、肩への食い込みが少なくて本当に楽ちんです。
これなら一日中歩き回れますよ。
60代におすすめのブランドバッグ名品集
ここからは、具体的にどのブランドのどのモデルを選べば良いのか?
私の独断と偏見、そして周囲のお洒落な先輩や友人たちのリアルな口コミを元に厳選した「名品」をご紹介します。
ご自分へのご褒美選びはもちろん、お母様や奥様へのギフト選びに迷っている方へのヒントにもなるはずです。
憧れを叶える海外ハイブランドの傑作


若い頃に憧れたハイブランド。
経済的にも精神的にも余裕ができた今こそ、そのステータスと品質を存分に楽しむ時です。
ただし、昔バブル期に流行ったような「重くて硬い」バッグは、今の私たちのライフスタイルには合いません。
現代の60代に選ばれているのは、ブランドの主張は控えめでありながら、上質な素材と軽さを兼ね備えた「クワイエット・ラグジュアリー(静かな贅沢)」なバッグです。
その代表格が、イタリアの「Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)」です。
ブランドロゴが一切入っていないにも関わらず、熟練の職人が短冊切りの革を手作業で編み込んだ「イントレチャート」は、一目でそれと分かる存在感を放ちます。
金具をほとんど使わない構造のため、オールレザーでありながら比較的軽量である点も、私たち世代には嬉しいポイント。
「ブランドロゴをひけらかすのは恥ずかしい」と感じる奥ゆかしい女性にこそ持っていただきたい逸品です。
また、永遠の憧れである「Hermès(エルメス)」では、「ピコタンロック」や「ガーデンパーティ」が人気です。
特にピコタンは、馬の飼葉入れをヒントに作られたコロンとしたバケツ型で、開口部が広く、荷物の出し入れが非常にスムーズです。
老眼が進んで細かいファスナーの開閉が億劫になってきた世代にとっても、この「ざっくりと物が入れられる」利便性は大きな魅力。
トワルアッシュ(キャンバス地)とレザーを組み合わせたガーデンパーティなら、軽さと収納力を両立しており、一泊旅行や習い事バッグとしても活躍します。
エルメスのバッグは資産価値も非常に高く、将来的に娘さんやお孫さんに譲り渡すことができる「資産」としても優秀です。
母へのプレゼントで喜ばれるポイント
もしあなたが、還暦祝いや母の日、退職祝いなどで、お母様や奥様へのプレゼントを探しているなら、デザインだけで選ぶのは危険です。
贈った後に「素敵だけど、重くて使えないわ」と箪笥の肥やしにされないために、絶対に外してはいけない「3つの鉄則」があります。
60代女性へのギフト選び 3つの鉄則


- とにかく「軽さ」が命!
しつこいようですが、これが最重要です。
オンラインで購入する際は、必ず詳細スペックの「重量(g)」を確認してください。
目安は500g~600g以下。
1kgを超えるバッグは、どんなに高級でも避けた方が無難です。 - 開け閉めのしやすさ(操作性)
指先の力が弱くなったり、細かい作業が苦手になったりしている場合があります。
硬いファスナーや、複雑な留め具のバッグはストレスになります。
マグネットでパチンと留まるタイプや、ファスナーの引手が大きくて掴みやすいもの、あるいは口が大きく開くトート型が喜ばれます。 - ポケットの充実度(整理整頓)
60代女性は荷物が多い傾向にあります。
老眼鏡、お薬手帳、ハンカチ、ティッシュ、エコバッグ…これらがバッグの中で迷子にならないよう、仕切りやポケットが豊富なバッグは非常に重宝されます。
特に、外側にスマホや定期券が入るポケットがあるものはポイントが高いです。
また、色選びも重要です。
無難な黒や茶色を選びがちですが、「いつまでも若々しく、元気でいてね」というメッセージを込めて、グレージュ(グレーとベージュの中間)や、落ち着いたピンク、ラベンダー、淡いブルーなどの「顔色が明るく見える色」を選ぶのも素敵です。
自分ではなかなか選ばない明るい色をプレゼントされると、女性はいくつになってもときめくものです。
私の友人は、息子さんから「カナナプロジェクト」のリュックをプレゼントされて、「これで足腰が弱る前に、たくさん旅行に行けってことね!」と嬉しそうに笑っていました。



実用的なプレゼントには、相手の健康や楽しみを願う「愛」が詰まっていますね。
皇室御用達の濱野皮革工藝のフォーマル
子供の結婚式、夫の叙勲、恩師のパーティー、そして避けられない葬儀や法事。
60代は、人生の節目となる冠婚葬祭の機会が最も多い世代でもあります。
そんな格式高い場面で、大人の女性として恥ずかしくない振る舞いをするために持っておきたいのが、「濱野皮革工藝(HAMANO)」のフォーマルバッグです。


濱野皮革工藝は、明治時代の創業以来、日本の皇室の方々にバッグを献上してきた歴史を持つ、日本を代表する老舗ブランドです。
その代表作である「ロイヤルモデル」は、かつてダイアナ元妃にも贈られたという逸品。
金具を目立たせない優美な曲線と、和装の帯のラインを邪魔しない横長のフォルムは、着物にもドレスにも完璧にマッチします。
海外ブランドのバッグは、どうしても「洋」の主張が強く、着物に合わせるとちぐはぐになりがちですが、濱野のバッグには日本独自の美意識「わび・さび」に通じる調和があります。
また、ブラックフォーマル(葬儀用)のバッグ選びは、マナーが厳しく失敗が許されません。
「殺生」を連想させる動物の革は本来避けるべきとされていますが、濱野のフォーマルバッグは、革の光沢を抑えた「深い黒」に染め上げ、金具を黒く加工したり隠したりする工夫が施されているため、現代の葬儀マナーにおいて全く問題なく使用できる「正装」として認められています。
「これさえ持っていれば、どこに出ても恥ずかしくない」という安心感は、大人の女性の嗜みとして一つは持っておきたいものです。
濱野のバッグは小ぶりに見えますが、マチがしっかりあるので意外と物が入ります。
それでも入りきらない荷物(折り畳み傘や予備のストッキングなど)のために、光沢のない黒の布製サブバッグ(A4サイズ)をセットで持っておくと完璧ですよ。


ロエベなど軽量で上質な革製品
今、お洒落感度の高い60代女性たちの間で、最も注目を集めている海外ブランドといえば、スペイン王室御用達の「LOEWE(ロエベ)」でしょう。
「革のマスター」という異名を持つロエベが採用する「ナッパレザー(仔羊革)」は、シルクのように滑らかで、驚くほど柔らかく、そして何より軽いのが特徴です。
特に人気なのが、巾着型の「フラメンコ」シリーズです。
口元の結び目(ノット)が特徴的なこのバッグは、開閉のための重い金具やファスナーを極力排除しているため、オールレザーでありながら空気のような軽さを実現しています。
ミディアムサイズでも約500g前後と、革バッグの常識を覆す軽さです。手触りが本当に気持ち良く、持っているだけで癒やされるような感覚さえ覚えます。
また、日本の折り紙からインスピレーションを得て作られたという「パズル」シリーズもおすすめです。
幾何学的にカットされた革パーツを縫い合わせることで、立体的なのに柔らかく、使わない時は平らに畳むこともできる柔軟性を持っています。
ハンドバッグ、ショルダー、クロスボディ、クラッチ、そして一部モデルはリュックとしても使える5WAY仕様で、機能性も抜群です。
ロエベのデザインは、モダンでありながら奇をてらいすぎず、ロゴの主張も「アナグラム(4つのLを組み合わせたマーク)」がさりげなく刻印されているだけ。
この「これ見よがしではない、洗練された雰囲気」が、成熟した60代の女性の感性にぴったりとハマるのです。
ロエベの革の手触りは本当に極上です。
お店で一度触ってみてください。



ずっと撫でていたくなるような、吸い付くような質感に、きっと驚かれると思いますよ。
結婚式や同窓会で映える上品なバッグ
「久しぶりの同窓会、何を着ていこう?」
「甥っ子の結婚式、黒留袖じゃなくてドレスにしようかしら」…
そんなハレの日には、普段使いのバッグとは一線を画す、華やかさと品格のあるバッグが必要です。
かつての結婚式では、何も入らないような極小のパーティーバッグが主流でしたが、最近は少し事情が変わってきました。
スマートフォンやデジカメなど、手元に置きたい荷物が増えたこともあり、小ぶりなハンドバッグサイズであれば、式場への持ち込みも許容される傾向にあります。
ただし、トートバッグのようなカジュアルな形や、肩にかけるショルダータイプは避け、ハンドルを手で持つ、あるいは腕にかけるタイプを選ぶのがエレガントです。
マナーとして最も気をつけたいのは「素材」です。
- OK素材
シルク、サテン、ベルベットなどの布製、あるいはスムースレザーやエナメル(昼間の式では光りすぎないものを推奨)。ビーズやスパンコール刺繍が施されたものも素敵です。 - NG素材
クロコダイル、オーストリッチ、パイソンなどの爬虫類系(殺生を強く連想させるため)、ファー(毛皮)、綿や麻、ビニールなどのカジュアル素材。
色は、お祝いの席であれば黒一色である必要はありません。
ベージュ、シャンパンゴールド、シルバーなどは、どんな色のドレスやお着物にも合わせやすく、手元を明るく華やかに見せてくれます。
「アンテプリマ」のワイヤーバッグなども、キラキラとした輝きがありながら上品で、収納力もあるため、レストランウェディングや同窓会などの少しカジュアルなパーティーシーンでは大変人気があります。
パーティーバッグは収納力が低いことが多いので、会場で配られるパンフレットや引き出物を入れるために、光沢のない布製のサブバッグを一つ忍ばせておくとスマートですよ。
クロークに預ける荷物と、手元に置く荷物の仕分けを事前にシミュレーションしておくのがおすすめです。


60代に最適なブランドバッグとの出会い


バッグは、単に「物を入れて運ぶための道具」ではありません。
新しいバッグを手にした時の、「これを持ってどこへ行こうか」「どんな服を合わせようか」という胸の高鳴り。
鏡の前でバッグを持った自分の姿を見た時の、「あら、なんだか背筋が伸びて素敵に見える」という自信。
そうしたポジティブなエネルギーを私たちに与えてくれる、魔法のようなアイテムです。
60代は、子育ても仕事も一段落し、ようやく自分のために時間とお金を使える「第二の青春」の始まりです。
もう、誰かのために重たい荷物を背負う必要はありません。
物理的にも精神的にも、重たいバッグからは卒業しましょう。
軽やかで、上質で、あなたの人生に寄り添ってくれる美しいバッグと共に、これからの毎日をもっとアクティブに、もっと自由に楽しんでいきましょう。
お気に入りのバッグを持って、次はどこへ出かけましょうか?
考えるだけで、明日が来るのが楽しみになりますね!







